ニースの旅１日目①ではパリからニースへの移動中の色々をお話しました。初日は移動時間がほとんどでした。ここでは宿泊先の話と夜のコンサートの話をしたいと思います。

 今回予約した宿泊先はアパートメントタイプのところで、Airbnbで予約しました。Airbnbは宿泊先のオーナーとアプリ又はWebサイト上で事前にやり取りができるので、フルートの練習ができてキッチンがあり、ベットが2台で別れているところを探しました。
早めによくチェックしていたこともあり、ひとり50€/1 dayでこんなに素敵な部屋を貸していただけることになりました。

 Nice Villeから徒歩20分で、少しメインのバス停やトラムからも離れてはいるところだったのですが、テラスにバスタブ、素敵なリビングに寝室、調味料や食器の揃ったキッチンと、最高のお部屋でした。
そのあと行ったコンサートで出会った方は、一泊3万円もする部屋も小さいホテルに泊まっているとのことだったので、前々からチェックしておいてよかったなぁと思います。夏は航空券も宿泊費も高くつきやすいですから、難しいですね。

 予定より2時間遅れてNice Villeに着き(遅れた理由は前回の記事）、私の本帰国の荷物が大きく、ニースは坂も多くて暑くて大変ということでタクシーに乗ることに。タクシー乗り場は人でいっぱいだったので、アプリBoltでドライバーを呼びました。観光客も多くお客に困っていないのか中々短距離のオーダーではマッチングしなかったので、少し課金。
冷房の効いたタクシーに乗りながら、炎天下の坂道をみて、課金してでも乗ってよかったなと思いました。

列車が2時間遅れたということは、鍵の受け渡しをしてくれるオーナーもそれだけ待たせてしまったということで、それは忍びない気持ちでした。事前に電車が遅れている連絡をしたとはいえ、それを全く咎めず、丁寧に家のことも説明してくれて、本当に気持ちの良い方で安心しました。
綺麗なお部屋でゆったりしたいところでしたが、夜のコンサートの前に夜ご飯の買い出しもしないといけなかったので、スーパーに寄って最低限のパスタとソース、水を購入し、バスでコンサート会場である修道院へ向かいました。

 私がフランスへ留学するきっかけとなったニースのアカデミーが主催するコンサートで、会場に着いた時にはもう懐かしくて感慨深くて、初心を思い出しつつ、もう留学生活が終わってしまったんだなという悲しさもあったりと様々な思いが込み上げてきました。
またいつかこのアカデミーには参加したいと思いますね。

 コンサートはそれはそれは素晴らしく、モチベーションも上がりました。終演した頃にはもう22時30分を回っていたので、すぐにバスで帰り、シャワーでスッキリしてから購入しておいたパスタを茹でてシンプルな夕食済ませフカフカのベッドで就寝し、ニースの旅１日目を終えました。