旅のお話というより、フランスだなぁ…というお話(笑)
この日はニース旅行の始まりの日ですが、留学中のパリ滞在の最終日でもありました。
荷物をまとめてできるだけお部屋をきれいに、シェアメイトにお礼を言って出発。旅行へのワクワクと共にパリを去る寂しさを感じていたのも束の間、それを上回るハラハラする出来事が……
タクシーがぜんっぜんこない!!!
3泊4日の荷物だけでなく、本帰国のための荷物も抱えての移動のため、リヨン駅まで徒歩20分ほどの距離に住んでいましたが、階段等のことも考えてタクシーを呼ぶことに。
Boltというアプリを入れて6分後に来られるドライバーとマッチング。余裕を持って呼んだから朝渋滞していても大丈夫だと思っていました。
しかし、待てども待てども来ないタクシー。よくよくGPS情報を見ていると明らかにスーパーマーケットの前で止まっている…絶対買い物して休憩している!!と思いましたね。
ここでキャンセルしてもキャンセル料がかかるのでどうしようと悩みましたが、このままではまずいと思い10h55のTGVに乗らなければならないんですとメッセージ。返信は”Do my best.” イライラと動揺が隠せていなかったのか、近くの八百屋さんに何を探しているの?と声をかけられてしまいました笑
タクシーが到着したのは本当にギリギリの時間で、思わず「私はあなたが6分後にくるというからオーダーしたんだ。私はあなたがスーパーの前で20分も止まっていたのも知っている、休憩していたんじゃないの?」と言ってしまいました。フランス語で文句言えるくらいになったんだなぁとちょっと感慨深かったです。
結局駅に着いたのは出発10分前、リヨン駅は広いし5分前には電車に乗っていてと事前にアナウンスがされるほどだから、本当にありえない!と思っていたら、先に着いていた友人から連絡が「25分遅れているみたいです。」
結果余裕を持って列車に乗ることができましたが、その後野生動物と衝突したとかで到着はさらに2時間遅れ。この日は19時と21時にコンサートのチケットを予約していたのですが、19時の方のコンサートは残念ながら行くことはできませんでした……踏んだり蹴ったり。
TGVが2時間遅刻すると、50%のチケット代の返金があるということで、40€くらい返ってきて、チケット代+食事代くらいにはなりましたが、やっぱり時間と経験には代えられないという悔しさはありましたね。
しかしながら、その夜21時のコンサートは素晴らしかったです。そのお話と宿泊先のお話は次回。